タンパク質の重要性
タンパク質の重要性
皆さんは、タンパク質がどういうものか分かりますか?
また、タンパク質を摂取することの重要性を理解できていますでしょうか?
タンパク質は筋肉を構成する重要な栄養素ですが、実は多くの臓器にも利用されています。
正しい知識を身に付け、タンパク質をより効果的に取り扱うことで、健康な身体を維持していきましょう。
筋トレにおける食事の影響とは
なんなのか考えてみましょう
毎日トレーニングをしていて、前日よりも重いものが持ち上げられない、体のキレが悪い、といった経験はありますでしょうか?
筋肉を使用すると、筋肉の繊維が壊れ、身体はその壊れた繊維を修復しようとします。しかし、ただ修復するだけではなく、これまでよりも強い筋肉を作ろうとする「超回復」を起こします。
この超回復を十分に発揮するためには、トレーニング後24~48時間程度の休息が必要となり、十分に修復されていない筋肉はパフォーマンスの低下や怪我のリスクにつながるため、十分な休息を心がけましょう。
筋肉の材料となるのはタンパク質です。人の身体を構成する細胞や繊維の材料であるタンパク質は20種類のアミノ酸の組み合わせによって成り立っています。最近では、BCAAと呼ばれるアミノ酸が筋肉の増強に大きくかかわっていることが知られてきました。BCAAとは分岐鎖アミノ酸のことで、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸のことを指します。このBCAAには、筋肉の合成を高めるだけではなく、筋肉の分解を抑える働きがあることも分かっています。さらに筋肉の合成を高めてくれる酵素とロイシンは密接に関係しているため、ロイシンを効率よく摂取するとよいと言われています。
ロイシンは、マグロやカツオ、胸肉や高野豆腐に多く含まれています。